ドラムスティックを触ったことのあるYOSHIKI(X JAPAN)、yukihiro(ラルク)、ヤガミトール(B-T)モデルで比較してみました。
🥁YOSHIKI→太く重い。旧太鼓の達人のバチくらいびっくりするほど重いw
ドラムは見た目重視で音が鳴りにくいアクリル製。(ピエール中野曰く)
(HIDEも透明感のある見た目重視で重いアクリルギターを使っていた)
更に重い音質を重視して皮を張り詰め、普通に叩いては音が鳴りにくいセッティングだそう。
それらを紅のように激しいドラミングで魅せるから、ただでさえ全身運動である通常のドラム以上に負荷が半端ない。
YOSHIKIはよくドラムを壊すが、壊すほどドラムが売れるから義務化してしまったらしい。正直筆者には壊したドラムが欲しくなる心理がよくわからないw
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🥁yukihiro→細く軽い
https://youtu.be/Z8AOKs2jk_k
スネアもものすごく薄い(ピッコロスネアという高音が鳴るもの)。
「ドラムは後ろでパタパタ鳴ってればいい」
あまり自己主張はしないが、snow dropのAメロやサビのタム回しなど地味に複雑な動きをしている(これはラルク全般にいえる、だからこそキャッチーなポップスに仕上げる凄さが映える)。
また、テクノが好きだからかメトロノームのようにぶれなく叩くのが得意。
2000年前後のドラムセットは左右対称に組んでおり、要塞と呼ばれるほどごてごてしていたが、現在はだいぶ落ち着いた。ドラムも白から黒になった。
🥁ヤガミトール→少し細く軽い
https://youtu.be/D8WxoGhAJOI
30年以上立て続ける髪型のように魅せる意識が強い。
見た目重視でツーバスにしたり、バスドラに必ずライブモチーフのイラストを入れたり、音が鳴りにくといわれるアクリル製も好んで使う。
BUCK-TICKはGUSTAVEなど打ち込みと合わせる(同期)曲が多く、メトロノームのようにぶれのない緻密なドラミングでB-Tを支えている。(POLYSICSのヤノも同様)
エリーゼのためにのようなシンプルな曲でも、合わせる部分でも細かいリズムを入れ込み、隙間でもドラムが鳴り続けていることでシンプルすぎないアレンジになっている。
派手に叩くことはあまりないが、TDIQ19では頻繁に茶々を入れ、ドラムソロでは素手で叩いたりめちゃくちゃ楽しそうに叩く。
🥁🥁🥁
3種類とも触ったことがあるのですが、筆者が一番扱いやすいのはヤガミさんのB-T25thモデル(ラドウィグ)ですね。
中学生のときに吹奏楽部でパーカッションをしていたのですが、今思うと太くて重くて扱いにくいものばかりで。
yukihiroさん初期モデル(パール)を買ってドラマニで使ってみたとき、今まで使っていたものより細くて扱いやすいことに驚きました。
そこではじめて扱いやすいスティックというものを知りました。
自分の手になじむスティックをもっと早く知れていたらうまくなったのかな、なんて。
(部活にアーティストモデルを持ち込む勇気もなかったと思いますが。w)
試し持ちできる楽器屋さんで好きなアーティストモデルを持ってみるだけでもいろいろ変わるかもしれませんよ。
ではでは。