いやあ、こういう偶然の出会いがあるから図書館はおもしろい。
ちなみにテクノドライブではない。
こっちも黄色いけど。
図書館って本やメディアがジャンル別に並んでいるんですが、興味のない棚もうろついてると妙に引っかかる作品があったりするんです。
それが不思議なもんで良作だったりその時だからこそしっくりきたりする作品も多くて。
ネットでは興味のあるものから世界が広がりやすくなりましたが、こうした出会いも楽しいもんですよ。なにより気軽に読んだり聴いたりできますしね。(ネットもそうか)
日本でも図書館で借りると作者にお金がいくシステムが確立されるといいなーと切に思います。
さて本作テクノスポーツ。
PS1〜2のCGっぽいな、と思ったら96年、25年前の作品なんですね。
帯には
これ一枚でテクノの真髄が分かる!!(75分満タン収録!!)
すごい自信。
こう名乗るだけあり、電気グルーヴ、ケンイシイ、underworld、aphex twinなどそうそうたるアーティストを収録。
検索したところ、どうやらレアなリミックスもあるとかないとか。
テクノスポーツを名乗っているものの、gracenoteによるとトランスなども入っている。
筆者はこれらから影響を受けたテクノや音ゲー楽曲、クラブで流れる曲を多少知っている状態なので、とても楽しみです。
以下、収録曲を貼り、その下に感想や雑談を書きました。
(全曲の感想を書けるほどの知識がありませんでした…。すみません。)
Pearls Girl/Underworld
Niji(Paul Van Dyk's Portted Gold Remix)/電気グルーヴ
Tied Up(Sweep MIX)/LFO
Tow Truck(Chemical Brothers MIX)/The Sabres Of Paradise
Changes OF Life/Jeff Mills
House Is Mine(Baby DOC Remix)/The Hypnotist
Digeridoo/Aphex Twin
Alfred/Hoodrum
Beavis At Bat/Hardfloor
The Flow(Underworld MK.2 MIX)/model 500
Strings Of Life MS-4 Version/Rythim is Rythim
Extra(Video Edit Version)/KEN ISHII
1曲目のPearls Girl/Underworld、このコンピの本気度を感じさせるかっこよさ。
つーかこのコンピ、帯の自信がよくわかるほどかっこいいぞ…!音質や音圧もいいし!
他にも見当たらなかったものがあり、確かにレアなリミックスの入っている作品のようです。
やばい、このコンピ帯の自信に違わずガチだ。
コンピがかっこよすぎてなんでこのCDを当時地元図書館は入れたのか、となっています。
たまになんでこれ入れたの?ってくらいクセの強い蔵書があったりするんですよ。
当時話題になったコンピなんでしょうか?
しかしつくづくテクノはじわじわ盛り上がる曲が多く、クラブで踊らせ続けるための音楽なんだなあ、と実感します。
DJを挫折した理由のひとつはセットリストの組み方で、曲の流れのロックとBPMや音程ベースの組み方の違いに馴染めなかったのがあるんです。
でもやっぱり聴くとかっこいい曲ばかりですね。クラブ行きたくなってきましたw
(テクノスポーツはDJプレイのアルバムではないため曲のつながりはありません)
11曲目のstrings of life、クラシカルな要素とテクノの要素の融合。好みです。どこかで聞いたことある曲のような気も?
75分、駆け抜けてしまいました。なんで地元図書館にあったのかは謎オブ謎ですが、素晴らしい名盤でした。