筆者の2020年の名曲10選、こうなりました。
INTERPLAY/HYDE
MOONLIGHT ESCAPE/BUCK-TICK
うちで踊ろう/星野源
NEO SKY,NEO MAP!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(ラブライブ!)
絵描きうた/あらゐけいいち
make you happy/NiziU
Mazy Night/king & prince
we appeciate power/Grimes feat.hana
異邦人/宮本浩次
youtubeプレイリスト
以下曲ごとの選考理由や雑感です。
「転んだってタダじゃ起きない」
INTERPLAY/HYDE
「掴みとった運命は負けない」
「忘れないけど振り返ったりしない」
今年の筆者を象徴する曲になりました。
Hydeさんの生き様や考え方は筆者に大きな影響を与えているのですが、それが如実に現れた楽曲がこのINTERPLAYです。
ロックに突き進む。何度もこの曲に背中を押され、頑張れました。新たな行動をたくさんできたきっかけをくれた曲です。座右の銘に
したいほどです。
B-Tの粋な底力を実感させたマスク風アー写とソロカットMV
MOONLIGHT ESCAPE/BUCK-TICK
コロナ禍で様々なアーティストが模索していく中、BUCK-TICKは口元にスカーフを当てておしゃれにマスクに見立てました。
マスクをアー写に取り込む発想に脱帽しました。B-Tの粋はこんな時でも健在なのだと。
MVももともとソロカットが多いのでさほど違和感もなく、楽曲も初期のようなオリエンタルさと現在の進化した30年後のBUCK-TICKの融合という不思議な楽曲です。(近年のB-Tは昔を現在でアップデートしたような楽曲が多いですね。)
今年を象徴する曲
うちで踊ろう/星野源
様々なアーティストや一般の方が参加して一大ムーブメントとなった「うちで踊ろう」。
コロナ禍でライブや舞台がどんどん中止になる中、エンタメの在り方自体が揺らいでしまうような世の中でいかにエンターテイナーはこの状況でも楽しませることができるのか、を象徴した一曲だと思います。
個人的に肩から下を合成してカップラーメン作りに失敗するシリーズが好きでした。あれは発明ですよ。
音的にはB-T今井さんが好みです。
参加したこと自体に驚きましたし、星野源がB-Tサウンドになる新鮮さ、今井さんがペストマスク(かつて感染症対策で用いられたカラスマスク)をつけている粋さなどが印象的でした。
個人活動も尊重した新たなグループスタイル
NEO SKY,NEO MAP!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(ラブライブ!)
μ's、Aqours、A-RISE、Saint Snowとグループアイドルが主流なラブライブ!シリーズの中で、それぞれの個性を活かすソロアイドルをメインに活動する一風変わった虹ヶ咲。
そんなソロアイドル9人が一緒に歌うアニメEDです。
どうしてもマネージャーの侑ちゃんを入れたくて、サムネがあの画像になりました。
グループ活動もいいけど個も尊重する、そんな作品が近年ゆるキャン△やキラメイジャーなど増えてきて嬉しく思います。
令和に架かった日本と韓国発の9色の虹
make you happy/NiziU
こちらも虹を冠した多様な個性のグループですね。
オーディション番組から注目を集めたとはいえ、見る度全員魅力的で素敵だなあと思います。
K-POPアーティストは東方神起やTWICEをはじめ全体的にパフォーマンスのクオリティが高いのですが(たまたまライブ放送を見たら惹きこまれて数曲見たほど)、NiziUは日本のアイドルらしい愛嬌も兼ね備えている印象。
NiziUはかわいらしいE-girlsといった印象で、韓国の48GであるIZ*ONEは日本的なアイドルのかわいさかなあ。なんて思いました。
ちなみに今年見たK-POPではTOMORROW X TOGETHER(TXT)が気になりました。
二律背反がちな自身を肯定できるようになった曲
昨今ダブルスタンダード、いわゆるダブスタが叩かれる中で、二律背反しやすい自信に悩んでいた頃「人間誰しもダブルスタンダードなところってあるよね」と中田裕二さんがラジオで語っていたのが印象的でした。
あ、それでいいんだ、アリなんだって。受け入れられるようになりました。その後も思い悩みますけど、かなり楽になりましたね。
曲調はとてもしっとりと落ち着いた曲です。バーや純喫茶で聴きたい感じですね。
日常やCITYの漫画家によるクリエイターのうた
絵描きうた/あらゐけいいち
シンプルな画風にとんでもない技術とユーモアを詰め込むあらゐさんらしいらしい楽曲とアニメMV。声は機械的です。
まーるかいてちょん♪ではなく、いかに作品が創られていくかを綴った絵描きの歌。創作者や表現者の性(さが)が現れた歌なんじゃないかな。
「あっというまにできあがり」
みんなの笑顔が見れるならこの苦労も苦じゃないぜ、みたいなかっこいい終わりです。
全員天然でほのぼのした王子様、時にワイルドなかっこいい王様の多面性
Mazy Night/king & prince
今までジャニーズファンになったことがないのですが(バンギャになっちゃったし)、はじめてジャニーズファンになりそうでした。
(ひらがなが多いな)
こういうちょっと渋いEXILE TRIBEのような音楽性はもともと好きなんですが、こういう曲もやりこなせるキンプリめちゃくちゃかっこいいな!!???と惹きこまれました。
バラエティでの親しみやすさもあり、キンプリが出てるとつい見たくなってしまうほど好きになりました。
かと思えば新曲のI promiseはまた王子様。もともと2つのユニットが合さってキンプリなんですが、その名の通り二面性や多面性を持つグループになったので、名は体を表すように名前っておもしろいな、と興味深く思っています。
MMXX yukihiroプレイリストで気に入った曲
we appeciate power/Grimes feat.hana
今年初頭に行われたラルクのツアーMMXX。
その入場BGMがメンバー選曲で、spotifyで公式プレイリストが公開されていました。
hydeさんはラウド、kenさんはメタルやロック、tetsuyaさんはおしゃれ、yukihiroさんはクール。
いずれも聴き応えあるのですが、その中でもこの曲がいたく気に入って買うほどでした。
近年アーティストのルーツや好みにも興味が出ていたので、とても楽しく聴いていた企画でした。
破天荒なようでしっかりしている、こんなに魅力的なミュージシャンだと知らなかった
異邦人/宮本浩次
とにかくスタジオ中を配慮しつつ動き回る。すぐ頭ぐしゃぐしゃにしちゃうとてもテレビ映えする人。
しかし異邦人のやたら床に伏せるパフォーマンスは歌詞をなぞらえているし、歌唱力と歌の表現力も高い。
ぱっと見キャッチーながらしっかり実力のある驚異的なパフォーマンスで圧倒する。
筆者はこれをおもしろかっこいいと表現しています。
一見キャッチーだけどしっかりと意味や地力があるおもしろかっこいいベテランって最強なんじゃないかと思った年でした。
まとめ的な余談
今年はコロナ禍でてんてこまいの年でしたね。
メディアの影響が強い10選になりました。
個人的にはこうしてブログを始めたりと今年は筆者の価値観や行動が大きく変わり、INTERPLAYやDOUBLE STANDARD、キラメイジャーなど様々な作品や関わりで自身をずいぶん受け入れられるようになった自信の積み重ねと大きな変化や進化を実感した年でした。
ちなみに昨年はドレミソラシド/日向坂46などでした。製作中のプレイリストエラーで12選になっていた2019年版ですw
日常も徐々に戻り始めてきていますし、来年もたくさんの素敵な名曲に出逢える楽しい年になりますように。
ではでは。